こんにちは!『求職転職.com』syunです!
今回のテーマは「退職の教科書」と題して
仕事を辞めたくなったらどうするか?
仕事を辞めるにはどうしたらいいのか?
などをお話しできたらと思います。
仕事を辞めたくなる時の心理
そもそも仕事を辞めたくなる時の心理ってどんな感じでしょう?
もっと言えば「なぜ辞めたいのか?」
大きく分けると
- 人間関係
- 仕事や条件が自分に合っていない
- 家庭や自分の環境・体調など
だいたいこのどれかに当てはまるかなと思います。
総じてどれも、自分で変化させることが難しいものばかりで「どうにもならない」「どうしよう」と不安だったり焦ったりしますよね?
今の時代仕事を辞めることは決して悪いことではないし、どうしようもない状況から抜け出す手段として転職(退職)を選ばざるを得ないことも多いです。
ただ、辞めるとしてもこれだけは言える!というのが
「円満退社に勝るものなし!」
by syun
人の縁とは不思議で、どこかで何かが繋がることも少なくありません。
円満退社で気持ちよく次のステージへ向かうことが大切です。
円満退社する方法
いままで退職をする・見送るを何度もしてきた経験から以下の点が最も重要だと感じています。
- 嘘をつかない
- 飛ぶ鳥跡を濁さず
- 転職は忍者
これらが私の導き出した三箇条です。
ひとつずつ見て行きましょう!
嘘をつかない
転職をする本当の理由というのは冒頭でもお話した通り大体3つぐらいに分類されるのですが、その会社での仕事や職場環境が理由で退職をする場合、その理由をストレートに伝えるのはなかなかできないと思います。
それに、そもそもストレートに伝える必要はないです。
『ん?ストレートに伝えないのに嘘をつかないって矛盾していない??』と思われる方もいると思います。
どういうことかというと、本当の退職理由は嘘つかないという事なんです。
なんでこんな面倒なことを言っているかというと
幸か不幸か、結構そうなんです。
あなたは色々な理由で辞めたくてたまらない会社だったとしても、会社はあなたを失いたくない!という気持ちが強いです。
そうなると何が起こるか?
引き留められるんです。
「今やめられたら困る!どうしたら辞めずに留まってくれるかな?」と、ストレートでも変化球でもどんな方法でもいいから聞き出そうとしてきます。
その時に、辞める本当の理由そのものを偽っていると、相手の必死の質問に対する答えがだんだん矛盾してきてしまうってことがあります。
なので、辞める本当の理由は”自分に対しては”嘘つかずにいるべき(持っているべき)なのです。
飛ぶ鳥跡を濁さず
昔からよく言われることなんですが、どんなに嫌で憎くかったとしても飛ぶ鳥跡を濁さず精神できれいに多飛び立つ(退職)するのが大切です。
というか、絶対その方がいい!
世の中本当に狭いので、ある日突然どこかで退職した会社とつながってしまったりします。(私も実際に経験済み)
ふとした時につながってしまったとき、あなたに悪評が立ってしまうことほど残念なことはありません。
では具体的にどうしたらきれいに飛び立てるのか?ですが、以下を心がけてください。
- 引継ぎはしっかりと行う
- 周りから退職理由を聞かれてもニコニコして「ちょっといろいろあって」ぐらいでごまかす
- 挨拶ぐらいはしっかりしておく
引継ぎはしっかりと行うというのは、相手が理解しているかどうかではなくあなたがしっかりと伝えるべきことを伝えたか?だけを考えていればいいです。
そのために時にはマニュアルや手順書のようなものを作成する手間が出るかもしれません。
完璧にきれいに飛び立つのであればそういった物の作成もやるに越したことはないですが、そもそも手順などのマニュアルは会社が仕事として誰かに作らせておくことが前提のものではあるので、自分が何で・・・と思うぐらいだったらやらなくてもいいかなとは思います。
遅かれ早かれ周りに退職することがばれると思います。
そうなると「なんで辞めるの?」と半分やじ馬根性で聞いてくる人が出てきます。
(真剣に心配や何かを思って聞いているかは雰囲気で分かると思いますが)
そんな時にうっかり「○○さんから嫌がらせを受けていた」なんてことを言ってしまったりしたら大変です。
あなたはやめるかもしれませんが、会社はこれからも経営が続き、そこで働き生きていく人もいます。
無用な「煽り」は、それこそまわりまわって火の粉があなたに降り注ぐことだってあります。
なので無難に、ニコニコしながらのらりくらり質問をかわしましょう!
挨拶ぐらいはしっかりしておくというのは、普段の挨拶「おはようございます」「お疲れ様です」などもそうですが、最後の最後に退職の挨拶という場を設けられることもあります。
そんな時の挨拶もしっかりしておきましょう。
転職は忍者
転職活動を始めると、面接が急に決まったりすることも増え、突然のお休みなんてことも出てくると思います。
また、辞めたくなった時に何気なく愚痴を言う感覚で「辞めようかなと思ってるんだよね」なんてことをお話してしまうこともあるかもしれません。
これすべてNGです!
転職は忍者のごとく!ですよ!
職場の周りの人に転職活動をしているというのはなるべく避けましょう。
理由は二つあります。
1.あなたがその場に居づらくなるかもしれない
2.会社の引き留め作戦が容赦なくやってくるかもしれない
特に会社の引き留め作戦は結構露骨に、それこそ時に嫌がらせのようにやってくることも無きにしも非ずです。
よほどのことがない限り周りには言わずひっそりと転職活動を進めるのが無難です。
転職理由はいつでも前向きに
実際に退職するにあたって、避けては通れないのが退職を会社に伝えることです。
その際必ず聞かれます!
なんで?理由を聞かせて
と。
これも退職三箇条の飛ぶ鳥跡を濁さずではないですが、退職理由がどんなにネガティブでも前向きなワードで伝えることが大切です。
よく「例文集」のようなものがネットに出ていますが、うまく状況に合わないことがあると思います。
なのであえて概念という形でお伝えします。
「自分の発展(成長)のために」+「違う会社へ行きたい」
もっとも簡単な言い方としては、頭に「自分の発展のために(成長のために)」を付けると良いです。
それはこの会社でもできるよね?に対するキラーワード
大体先ほどの自分の成長とかを言うと、それはこの会社でもできるよね?などと言われてしまいます。
実際言えば出来ないことはない・・・って思うかもしれません。
しかしあなたのゴールはどこですか?
この会社を辞めること
ですよね?
そこをしっかりとマインドとして持っておくことは前提としましょう。
そしてその切り返しにピッタリな考え方はこれ!
例えばあなたが勤める会社が文房具を扱う会社だとします。
だとしたら食品を扱ってないですよね?
この会話を見てもう一つ重要なことに気づいて頂きたいです。
それは
もうやめるんです!と言い切っていること
転職先が決まって退職を伝える場合に限ってしまいますが(大半の方が次を決めてから辞めると思うのですが)どんなに引き留められても辞めますよと言い切ることが大切です。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
民法
民法にもこのように定められているため、雇用者は従業員が辞めることに対し大きな拘束力や権利を有していないとも言えます。
ただ、これを盾にして強引に辞めるというのは間違いです。
何度も言っていますが「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。
あくまでも円満に退職するのが理想です。
でも、一方でこうした決まりがあることも頭に入れておくことが大切です。
まとめ
とにかく円満退社を心がけましょう
退職し次の職場はきっとあなたの望んだ明るい未来のある会社のはずです!
楽しみの前に苦しむ必要はないのです。
やることをきちんと終わらせて気持ちよく退職しましょう!