こんにちは!『求職転職.com』シュンです!

今回のテーマは、求人サイトに求人広告を掲載する際に、掲載順位がありますよというお話。

では早速見て行きましょう。

鉄板営業トークなのにあまり重視されない掲載順位

営業をする際に、他社の媒体(サイト)を含め、掲載順位の優位性をお話しすることが多いです。

いわば「鉄板トーク」と言われるものですね。

ただ、「求人広告 掲載」とかで検索してもあまりこの掲載順位をしっかりと話しているサイトは少ないなという印象です。

鉄板トークにするぐらいですから、各社はその部分もしっかり重視してサイト構成を考えたりしているのに意外とこのお話が溢れないのはなぜなのでしょうか?

結局は料金

私が営業をしていた時の肌感覚をお話しすると

結局皆さん気になるのは掲載料金なんです。

いくらでどれぐらい(掲載期間)なの?がレスポンスの大半でしたからね。

でも掲載料金も期間も結局は採用に結び付かないと意味がないんですよね。

なんなら採用ができるまで掲載続けるなんてことしてたら、結果的にとんでもない料金を支払うことになるんですよ。

戦略って本当に大事で、そのあたりを細かく説明できない営業も問題だなと思いますが、今一度掲載順位にもしっかり目を向けて頂けるとありがたいなというのが、元営業からの老婆心からくるお願いです(笑)

採用できないかもしれない不安

営業に行ったときよく言われるキーワードは

いくら?

何週間?

何人採れる?

絶対採れる?

採れなかったら割引(返金)してくれる?

でした。

心の中では「なめてんじゃねーぞ」と思いながらも、私も採用担当の経験がありましたから、こうした発言の数々は「そりゃそうだよね」と思いながら聞いていたのもまた事実です。

こうした発言の裏には

お金とマッチしただけの対価を得たいというところです。

何十万というお金をかけて、人材という対価を得られなかったはシャレにならないのです。

そうした背景から、採用の可能性を少しでも高めるため、なるべく多くの人が見てくれる状況を作りたい!となり、結果的に安くて掲載期間の長い広告を求めるようになります。

でもよく考えてみてください。

なるべく多くの人が見てくれたら採用の可能性が高まる!と考えているという事ですよね?

つまりそれは掲載期間が長かろうと短かろうと関係なく、たくさんの人が見てくれればいいわけです。

つまり掲載順位を上げたらたくさんの人が見てくれる仕組みになっているのだから、長期で出すよりも短期で一気に見てもらえる可能性を買いませんか?という事です。

改めて問う。掲載順位がなぜ重要のなのか?

改めて掲載順位がなぜ重要なのか?を考えてみます。

先ほどの話でちょっと答えは出したのですが、求人広告というのは「広告」と言っているぐらいなので、とにかくたくさんの方に見てもらわないと意味がないんです。

その思考は広告を出す側も出してもらう側も同じ。

ただ、その方法がお互いに若干ずれているというところから、掲載順位の話の認識相違が生まれているんだと思います。

【掲載企業】長く出せば、いつか目に入るだろう

【転職サイト側】サイトの良い所に表示されていればたくさんの人が見てくれる

この両者の考えの最大の違いは経験の有無です。

掲載企業さんは経験と言えば自社の掲載と知り合いの会社などの掲載経験だと思います。

ただ、転職サイト側は膨大な掲載件数から話をしています。

本来は営業がもっと過去のデータと照らし合わせて掲載順位の有効性を話さなければいけないのですが、物売りマインドの強い営業も多いのでそのあたりがうまく話せず、結果的に認識相違ができてしまっているんだと思います。

求人検索後にいかに目につくかで応募率は大きく変わる

さて掲載順位の重要性をジワジワと書いてきたわけですが、このセクションのタイトルはまさに掲載順位の重要性を端的に表した言葉です。

ユーザーとなる求職者は自分の希望する条件などを入力し検索ボタンを押す。

そして出てきた求人を上からじっくりと見て行く

気になる求人の詳細を見て応募を決める

大体がこの流れです。

そうです。検索結果を上からじっくり見ていくんです。

つまり、検索結果で上位にあればあるほど応募に結び付きやすいのです。

順位決定方法(リクナビネクストの場合)

では具体的にどうやって掲載順位が決まっていくのかを見てみましょう。

今回はリクルート社のリクナビネクストでの掲載順位を見て行きます。

N5N4N3N2N1
掲載順位1位
(最上位)
2位3位4位5位
(最下位)

企画サイズと順位は上記のような関係です。

単純に最大サイズのN5企画が最上位、最小サイズのN1規格が最下位になります。

さらに企画内の掲載順位も決まっています。

掲載週企画
1週目N5
2週目N5
(3週目)N5
(4週目)N5
1週目N4
2週目N4
(3週目)N4
(4週目)N4
1週目N3
2週目N3
(3週目)N3
(4週目)N3
1週目N2
2週目N2
(3週目)N2
(4週目)N2
1週目N1
2週目N1
(3週目)N1
(4週目)N1

3週目と4週目がカッコ書きされているのは、リクナビネクストの基本企画はN5など2週掲載で、N5LというLがつく(ロングの略)商品があります。こちらは掲載週が4週間です。

企画の大きさが重視され、その中での掲載週が若いものが上位にくるようになっています。

検索結果が50件以上になると、上記の表の順位通りで、最初のページに上位50件、次ページに続く50件・・・といった感じで何ページも検索結果一覧が作られるという事になります。

ちなみに

私がバリバリで営業をやっていたころ(2年ほど前)は『何ページ目までが勝負か?』がよく話題に上がっており、その当時で3ページ目までが熱い!4~5までは許容範囲!6ページ目になるとキツイ・・・

と言われておりました。

今はもう少し変わっているのかもしれませんが、とにかく一覧の最上位にくることが重要なんです。

各社共通、結局強いのは・・・

どうでしょう?掲載順位が重要な理由が少しは伝わったでしょうか?

今回はリクナビネクストを例に出しましたが、マイナビ転職やエン転職はまた違うロジックです。

ただ、共通するのは「新着週は強い!」という点です。

とにかく鮮度を重視しているのは各社変わらないので掲載初週が最も強いです。

まとめ

掲載順位が高いと目につく確率が高くなるのは長年のサイト運営のノウハウで各社が分かっていることなんです。

企画サイズが大きければ上にくる。

掲載初週は上にくる。

こうした決まり、尺度を企画の金額によって変えているという事です。

いかがだったでしょうか?

掲載順位も大切な要素です。

そのあたりを考えながら掲載企画サイズを決めてみてはいかがでしょうか?

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