こんにちは!『求職転職.com』syunです!
このサイトをオープンしてから検索キーワードでよく上がってくる
「転職 30代」
きっと今日ここに来たあなたも、この言葉に当てはまる方なのではないでしょうか?
そこで今日のテーマはずばり「転職 30代」
それではいってみましょう!
30代といっても
30代といっても正確にその言葉をとらえるなら30歳~39歳という事になります。
実は30代と一口にまとめてはいけないぐらい、この層は一歳ごとに大きく違います。
例えば30歳と37歳では結構な違いですよね。
そこで今回は大きく分けて30代を
30歳~34歳
35歳~39歳
の層に分けて考えてみたいと思います。
まずはその理由
正直、大きく分けてみたものの30歳を過ぎると転職は厳しくなっていく傾向は否めません。
そもそもなぜ30歳を迎えるとともに転職が難しくなるのでしょうか?
その答えはズバリ「ミスマッチ」です。
30歳までについて
大卒新卒(22歳)で入社すると30歳を迎えるあたりで給与や役職が上がっています。
これは私の経験になりますが、例えば22歳大卒新卒が入社したとすると、
24歳(入社3年目)で一回目の転機を迎えます。
ここを乗り越えると少し嬉しい額の給与になることが多いです。
(入社3年の壁、3年転職率上昇というのもあり、3年目以降も働いてもらうために引き留めの意味合いで給与が上がる側面もあります)
そして給与が上がるというのは、大体の会社で同時に役職も上がります。
これも私の経験則にはなりますが、入社3年目以降は結構実力主義というか、その人の働きの部分を強く評価される傾向にあります。
そして30歳を迎える社会人9年目。
社会人として考えると10年目を迎える前に30歳という節目を迎えます。
ここら辺までくると、給与やキャリアが周りと比べても結構差が出てきます。
順調に出世し給与役職共に上がっているタイプ。
役職にこだわらずエキスパートとして給与が格段に上がっているタイプ。
役職が上がっていき、責任者になっているタイプ。
出世という言葉も近年では嫌われつつあるのですが、平たく言うとキャリアが順調に上向いているかどうかが分かれる年齢に差し掛かります。
そしてこの時に周りと比べてどうなのか?で判断し、転職という転機を迎える人が多くいます。
そうしたことから30代の転職者が増えていくというサイクルになっているのではないかと思います。
こっちの方が重要かも 違う「30代 転職」の方
今まではなんとなくと言ったら失礼ですが、順当に転職を考える方です。
もう一つ違う可能性の30代 転職の方もいらっしゃると思います。
私もどちらかというとこちらになると思いますが。。。
例えば新卒入社三年目ぐらいで思ったよりも給与が上がらなかったため転職をした人。
その後また少しして大した評価がもらえず転職をする。
そして気付けば30代。あれれ?随分と回りと差が付いてるぞ?と思いながら求人票を見ると、また魅力的な求人が並びやる気もみなぎるが、どうにも面接にたどり着けない・・・
30代での転職ってこんなに大変なの?
30代で転職って何かあるの?
そう思い検索した方も多いと思います。
たどり着いた30代 転職のサイト
あらためまして、このサイトにたどり着いたそこのあなた。
不安でいっぱいですよね?
偉そうに話す私だって数年前まで同じように苦しかったです。
だから経験のお話をして、少しでも気持ちが楽になってくれたらなと思っています。
ただ、そのためにはまず現状を受け入れるところから始めましょう。
「30代 転職」検索の真意
まずひとつうるさいことを言います。
そうです。30代での転職は大変です。
ようやく冒頭の話に戻りますが、なぜ面接にもたどり着けないのか?
双方の意見
企業側は良い人材をなるべく安い給与で採用したいのです。
『この年齢ならある程度のことができる上に、転職なら多少給与が下がったとしてもその先があると思ったらきっとうちに来てくれるだろう。だって今の会社に不満があるから転職するんでしょ?』
そう思っています。
一方で求職者側は高い給与で採用してほしいのです。
『いままでこんな経験を積んできた。転職回数だって自分なりにキャリアを考えた答えがある。だからこの経験と知識と若さを給与に反映して採用してほしい』
そう思っていますよね?
まさにミスマッチ!さらなるミスマッチも
ミスマッチが起きやすい年齢層だから難しいというのが一つの理由かなと思います。
そして冒頭ダラダラと書いた「30代といっても幅広い」という点がさらに難しく、さらなるミスマッチを起こしているのも事実です。
先に書いたのはあくまで30歳~34歳までぐらいを想定していました。
では35歳~39歳まではどうでしょう?
企業側としては『経験や知識は当然あると思う。あとはこの会社に長くいて会社を引っ張っていく人がいい。ただ最初は不安だから初年度給与は抑えさせてもらおう。働き次第でその後を決めたらいい』と思っています。
一方の求職者側は『これまでのキャリアで経験や知識は当然あると思っている。いままでいた会社は自分を適正に評価してくれていない。だから給与が安い。こんな自分を高く高く雇ってくれるところを望む』と思っていませんか?
実はここまでくるとかなり深刻なミスマッチになります。
こんな理由から、互いの意見がうまくマッチせず結果として採用に至らない。というケースが増えます。
そんな経験を幾度もしてきている企業側はこの年齢を敬遠してしまい、結局若い世代が採用されていき・・・
一方で人生初の30代を迎えた求職者は「マジで採用されない・・・どうしよう」と思うんだと思います。
きれいごとをいうなれば
30代って転職したくなるお年頃ではあるんですが、客観的に言えば『経験を積む年代』なんだと思います。
極端に言えば『どっち取らずな年代』なんでしょう。
経験知識もあるが給与も欲しいと思う求職者。
いうほどではないよと思う企業側。
だったら経験積んで、野球でいうところの「FA宣言」ぐらいの気持ちで転職した方がいいよなと思う年齢なんだと思います。
いやいや、で、どうしたらいいんだよ!?
きっと求職者の皆さんはそう思いますよね。
そこでここからは、そんな皆さんに向けて元面接担当の私が乗り切り術を教えたいと思います。
自分のキャリアの正当化
以前面接のお話をした時にも書いたのですが、堂々としている求職者に面接担当は弱いです。
そしてそれが無理にではなく、にじみ出る強さのようなものならなおさらです。
私が担当していたころも30代の転職でいらっしゃる求職者の方は多くいらっしゃいました。
そして(自分で言うのもなんですが)適切な判断のもと、入社をお願いした方が何人もいらっしゃいます。
彼ら彼女らの経験(転職回数等)は様々ですが、一つ共通していることがあります。
それは
自分のキャリア、これが正しいんです!という自信
どうしても落ち続けたりすると心が荒みます。
ただ、転職をしたいと思って活動しているなら、そんな気持ちは捨てましょう。
そして堂々と自分のこれまでのキャリアをぶつけましょう。
私もそうですが、中にはちょっと後ろめたい転職もあったりします。
それでも、なぜ自分が今面接を受けている会社に入りたいのか?
何をしたいのか?
何ができると思っているのか?
これまでと今の転職ではこの部分が違う!
という事を堂々と言いましょう。
見出しでは正当化なんて言い方をしましたが、これは少しあなたに自信を持っていただきたいからです。
下を向いている求職者の心を面接官は見抜きます。
まとめ
つまるところ私の話というのはこの部分にたどり着いてしまうのですが、
面接にたどり着いたらとにかく堂々と!
そして面接にたどり着けない方は
書類を堂々と書きましょう。
履歴書の隅々まで、転職サイトの自己PRの隅々までしっかりと書けていますか?
空白ある限り埋める!これがまず大切なことです!
さぁ、胸張って面接へ!
行ってらっしゃい!